フィクション映画

レンタネコ

タイトルの通り，「猫貸します」なる，不思議な商売？をしている女性と猫を借りていった人々の物語。「猫を貸すってなんだよ！」とか色々と批判もあるようですが，ファンタジーなのでそんなに責めないでくださいお願いします。無意味に猫の可愛いシーンとか出てくるので幸せになります。あと，主人公が住んでるお家の描写は荻上直子監督ファンにはたまらんやつではないかと思います。

ねこタクシー

カンニング竹山氏が主演。やる気なしのタクシー運転手が，ふとしたことから，猫を同乗させる「猫タクシー」をはじめるお話。連続ドラマの映画版なのですが，「人生に疲れた主人公が猫との暮らしで徐々に生きる意味を取り戻していく」というタイプのお話なので，ドラマの方がストーリー性は高いと思います。みどころはみこがみさんです。

ねこばん3D　とび出すにゃんこ

見どころは伊武雅刀主演（？）。無愛想で無趣味な中高年の主人公と，家に集まる猫の交流のお話。連続ドラマの映画版です。映画の方は話がおかしなことになっていますが，スマホゲームの「ねこあつめ」を思わせる猫屋敷ぶりが素敵。癒されます。

ボブという名の猫 幸せのハイタッチ

実話をもとにしたフィクション。ヤク中でホームレスの青年が，野良猫「ボブ」との出会いから人生をやり直すお話。お話はフィクションなんですが，ボブは本猫がほとんど出演しています。賢すぎてひくレベル。なお，2020年5月現在，続編映画が製作中とのことです。

猫が教えてくれたこと。

イスタンブールで生きる野良猫たちと，猫を見守る市井の人々を描いたドキュメンタリー。日本でもどこでも，都心では猫の完全室内外は普通ですが，猫にとって何が幸せなのかって考えてしまいます。イスタンブールの街並みの映像も素敵な映画です。

劇場版　岩合光昭の世界ネコ歩き　コトラ家族と世界のいいコたち

猫好きおなじみ，岩合光昭氏による自由猫の記録フィルムです。NHK BSで放送中の「世界ネコ歩き」からの再編集が多いのですが，タイトル猫にもなっている「コトラ」の一族をめぐるパートがとても良かったです。青森のリンゴ農園で，特に飼育されているわけではないものの，ネズミを捕る代わりにいさせてもらっているという立ち位置。代変わりして縄張りを譲っていく母猫たちの生きざまが切なくもたくましいのです。

マトリックス　レザレクションズ

いやいや，猫映画じゃないし笑。言わずと知れた，「マトリックス」シリーズの18年ぶりの4作目。「デジャヴュ」が猫の名前だったとは！でもちゃんとデジャビュの活躍シーンがありますので，お見逃しなく！

チャトやお呼びですか

著者のはたさきこさんと猫のチャト，それにはたさん一家の日常を描いた8コマ漫画です。エッセイまんがというのかな。絵がすごい可愛いんです！「うちの猫もこんな顔するわー」っていう絵に必ず出会うことでしょう笑　

夏への扉

ぼくの飼っている猫のピートは、冬になるときまって夏への扉を探しはじめる。家にあるいくつものドアのどれかひとつが、夏に通じていると固く信じているのだ。

巨匠ハインラインのタイムトラベルSFです。猫の後頭部は尊い！（何のことかわからない方はジャケットイメージを見ましょう）ねこばんざい。

三毛猫ホームズの推理

赤川次郎氏の超有名シリーズの1作目，実は結構暗くて，人の業みたいなものが描かれていて，なにげにちょっと面白い密室トリックが使われているんです。三毛猫ホームズがそのトリックを伝えようとするところも秀逸だし，そもそも読みやすいのでお勧めです！ 

牡蠣工場

広島の牡蠣工場に今年も中国人研修生がやってきた。お互いの言語はほとんど話せないなか，研修生たちは故郷の家族のために慣れない牡蠣加工作業に取り組む。

想田和弘監督の観察映画シリーズのひとつ。正直，人を選ぶ作品だとは思いますが，ナッツ缶はファンなので。猫が出ているのは知らなかった！田舎の猫らしく，平気で人の家に入ってきてゆうゆうとくつろいでご飯もらったりしてはります。かわいい。

FAKE

「ゴーストライター騒動」の佐村河内守氏を追うドキュメンタリー。作家で映画監督の森達也は，佐村河内氏を取材して本を書かないと勧められる。気乗りしないまま会いに行った森氏だが，佐村河内夫妻と話すうちに，「本ではなく映画を撮りたい」と考えるようになる。

森達也氏のファンです。それこそ相当に人を選ぶ作品が多いわけですが，この作品は何しろ題材がキャッチーだったので，かなり売れたみたいですね。個人的には映画監督森達也健在が大変うれしかった作品であり，猫が超かわいいので☆ひとつ増やしたい（なんだそら）。「猫はすべてを見ている」うむ。

犬飼さんちの犬

え，いや，犬じゃん・・・。でも好き。犬だけど。大型犬好きはぜひ見てください。