余は如何にして猫飼いになりし乎

ナッツ缶です。今日は、ナッツ缶家にナッツとかん太がやって来ることになった経緯をダラダラと書いてみようと思います。

猫を飼いたい!というのは、結婚当初からナッツ缶家の希望だったのですが、借り上げ社宅に住んでいた頃はペット可物件には住めませんでした。

社宅の補助がなくなったタイミングで、よーし、この際猫飼えるとこ探すぞ!と一念発起。結局マンション購入に踏切ったので、無事に入居するまでだいぶ時間がかかってしまったのですが、2018年の春頃に猫探しを始めました。

実は元々、以前仕事でお世話になった方の繋がりで猫をもらえそうな雰囲気ではあったのですが、「どんな子がいい?」みたいな話をされてもいまいちイメージが湧かなくてですね。

そもそも猫飼うの初めてだし。

実はカンサイ氏の実家の猫(超懐っこい)が好きすぎて、この子ください!とか言ってたし。

柄は縞柄が好きなんだけど、三毛もハチワレも黒もみんな可愛いよねムハーって感じで決めらんないし。

とまあこんな感じで。ザ・優柔不断。

保護猫カフェにも何ヶ所か行きましたが、どうにも選べないというかピンと来ないというか。

問題は他にもありまして、共働きのナッツ缶家、お留守番が長くなるのであまり小さい子猫はちょっと難しくて。探し始めたのが春だったので、どこに行っても月齢低めの子猫が多くて、タイミング的にも微妙だったのです。

そうこうするうちに季節は夏になっていました。

その間、猫飼い先輩と話した時に、ウェブで探すのもありだよー、というのを教えてもらいまして。

ついでに猫飼い先輩の影響で、二匹飼いもいいな!とか思いはじめたりしちゃって(もともとは一匹のつもりでいました)。

そんな時にナッツとかん太に出会ったんです!・・・と言いたいところだけど、実は違いまして笑、最初に譲渡サイトで見てお願いしたのは違う子猫だったんです。

私がお世話になった保護団体さんは、ご近所さんでやっているというそれほど大きくないNPOで、連絡したら速攻で返信があり、その日のうちにお見合いどうですか?とのお話がありました。

会いに行くと、希望していた猫さんはちょっと体調を崩しているということで、別部屋に隔離されていました。超絶可愛かったのですが、触れ合ったりはできず。

で、他にもいっぱい猫いるので見ていきませんか?この子なんか、もう少し大きいけど、健康状態も問題ないし、抱っこ出来ますよ!

・・・と言われて、なんか白っぽい猫を抱っこしたのが運の尽き。なっちゃんとの出会いでした。

その白っぽい子は4兄弟で、似たような白っぽいのと、ロシアンブルーみたいな灰色の子、そしてキジトラの4匹と、ラグミックスらしい若いママと暮らしているところを保護されていました。

・・・キジトラいるじゃん!

上にも書きましたが、縞柄が好きなんです。茶トラとかサバ白とかキジトラとかキジトラとか・・・。

かん太との出会いでした。

ママにべったりかん太さん。

その後まあ色々悩んだりなんたりとあったのですが、白っぽいの(よく見たら短毛だけどめっちゃラグドールの模様だった。でも、ラグって種類を当初知らなかった)とキジトラの兄弟で里子に来てもらえることになりました。今思えば、完全に保護団体さんの思う壷って感じが。白っぽい猫とか事前にはまったく興味なかったのに、抱っこした瞬間に「うちの子になって!!」って、スイッチ入っちゃったもんなー。まあ私が単純すぎるだけという話してもありますが。

で、ここまでカンサイ氏の意見とか希望とか全然反映されてない感じがしますが、カンサイ氏はかなり大らかな社畜でして、何もこだわりなく、うちに来た子がうちの子だからなんでもええよ!という感じでした。助かる。。

カンサイ氏はわりと早い段階から2匹飼いのメリットを力説していたので、私がそこに乗り気になったことであとは何でも良くなったのかもしれません。2匹世話すんの結局私ですけどね!

さて、保護団体さんて、めちゃめちゃ規定が厳しいとか聞いていて結構ビビっていたのですが、私がお世話になったところはそうでもなかったかなーと思います。二匹飼いがおすすめとか、あんまり人間大好きすぎの子は共働き家庭は可哀想とか、そういうことは言われましたけれども。でも最初からかなり好意的で、ぜひうちから貰って行って!分からないことは何でも聞いて!って感じでした。結果としてはこれでよかったなと思います。あんまり押しが強い人だったら、結果的に猫貰えたとしても、なんか怖くて連絡が憂鬱になりそうなので。。(うちは連絡強要はされませんが、私が初心者すぎて聞きたいことがいっぱいあったのです)

保護猫カフェを回っていた頃は、毎週のようにご縁のなさに心折れて帰って来てましたが、サイト募集は最初の1回で運命の猫に出会えてしまいました。不思議。どっちも善し悪しあると思いますが、色々試してみてよかったのかもなーという気がしています。

保護猫貰いたいけどなんか厳しそう、と思ってる方がいたら、ぜひ色んな団体を訪ねて見て頂ければと思います。猫もだけど、保護主さんも結局相性あるので。猫も人も、みんな良い出会いにめぐまれますように!!